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全米で７月より始まった新車購入補助制度（Cash for Clunkers）をご存知でしょうか？
Clunkers　＝　オンボロ車　ですから、オンボロ車で現金ゲットってな感じです。
具体的には燃費の悪いオンボロ車から燃費の良い新車に買い換えると政府が補助しまっせという米国政府の政策。
補助額は＄３５００～＄４５００。　対象車は１９８４年以降に生産され、燃費がリッター/７．６ｋｍ以下の車・・・
通常であればそれらのオンボロ車の価値はほとんど無いも同然ですから、そのオンボロ車を４０万前後で買い取ってくれるとなれば、全米のディーラー大フィーバーです

ディーラーではこのプログラムが始まってから猛烈な賑わいが続き、一瞬にして政府の財源が尽きてしまうほどです。
米国政府も即追加の財源を投入しましたが、あっという間に追加の財源も枯渇し２４日に打ち切ることが決定したようです。
このプログラム景気を刺激することは成功したようですが・・・・
まだまだ走れる名車たちを無残にも解体していく光景が全米中に広がっているとのこと。
アメリカを訪れるとオンボロの旧車が現役でバリバリ活躍している姿を目にしたものですが、今後アメリカではそのような姿はかなり減ってしまっているのでは？と思います
最後に１本の動画をご覧ください。
Cash for Clunkers で下取った車はエンジンの破壊が義務づけられています。車、エンジンの再販を防ぐ為だそうです。　政府から「エンジンオイルを抜いて、ケイ酸ナトリウム溶液を注入しエンジンをブン回せ！」との指示が出ています。
私だけでしょうかこの動画を観て涙が出そうになったのは・・・