潤滑油・FUCHS(フックス)ちゃんねる

「予告広告」 BMW Mエンジン用オイル発売準備中

“M Gmbh”
前進は「BMW モータースポーツ社」。
その名の通り、BMWのモータースポーツ部門であります。
先に発表になったM3も、もちろんM Gmbhの「作品」です。

M社の最新兵器M3
3シリーズの頂点がM3。5シリーズ、6シリーズの頂点がM5、M6。
と、単純には言えないくらい、高性能を限りなく追求したのがMシリーズです。
BMWは元はと言えば航空機のエンジンを造っていたので、特にエンジンにはこだわりがあります。
BMWは「エンジン屋」と言う異名があるくらい、エンジンにはそれなりプライドがあるのでしょう。Mエンジンにも随所にその「こだわり」が見えます。

M5/M6に搭載されるV10
オイルリングシステムを見ますと、急に横Gが掛かっても常に最適なオイル量を供給するため、吸い込みと送り出しの2つのポンプに加えて、ヘッドからオイルを回収するポンプも装備しています。
その他、ピストンや吸排気系も専用パーツを使用しています。
エンジンオイルも他のモデルのエンジンとは異なるものが指定となっています。
Mシリーズ指定オイルは、SAE粘度が10W-60。ACEA(ヨーロッパ規格)はA3/B3。API(アメリカ規格)はSJと言う、最新ではない規格のオイルが指定となっています。

M3のサービスデーター
なぜ、今、M社はそのオイルを採用するのか?
最近のエンジンオイルの規格内容は、亜鉛などの潤滑性の良いものであっても環境保護を理由に使用できなくなっています。
きっと、M社は潤滑性を優先したのでしょう。
そこで本題。
FUCHSは、潤滑性と環境性能をバランスしたエンジンオイルを開発しました。
「FUCHS PREMIUM M-SPEC 5W-40」です。
このオイルこそが、Mシリーズエンジンに対するFUCHSの答えです。
金属に吸着しやすい植物由来のエステルをベースとして、添加剤に頼らない強い油膜を形成し、高回転時はもちろんエンジンを切った時でも油膜を保持しますので、ドライスタート時もエンジンを保護します。
また、高負荷時、いくらエンジン内でいじめられようとも、これまた植物由来のベースオイルの高いせん断安定性により、新油の状態を長く保ちます。
しかも、生分解性と言う、環境性能も備わっています。
発売は12月中旬から下旬を予定しています。
Mシリーズオーナーの方、もう少々お待ち下さい。

FUCHS PREMIUM M-SPEC 5W-40
1L 定価4,200円(税込)