ピレリ担当が勝手にお伝えするPIRELLIまとめ

Back to 2011, F1タイヤが作られるまで

2011年からF1に復帰したピレリですが、なんと!!
F1タイヤがどうやって作られるか、レポートが出ておりました!!

でも2011年のレポートなので、もう変わっていることも多々あるかと思いますが、まっいいっしょということでw

もっとオーバーテイク、ピットストップが起こり、そして観客の皆さんの心に残るようなF1レースになるよう、そしてもちろんタイヤは高いパフォーマンスと安全を保ちつつも、デグラデーションが起こることにより、エキサイティングなレース展開が起こるようにF1タイヤは開発されております

今のタイヤの方が可愛い気がしますね~
この資料だとタイヤは最大でも30周位持てば、ロングスティントや1ピットストップではなくなるため、もっとよりエキサイティングになると書いております!
でも、今のタイヤは30周以上たまには40周位もちますね~あっ確かに1ピットストップが多いかもw

<F1タイヤの中身>
・ショルダーは新技術で高いスリップアングルを小さくしようと??あってます??設計。
・カーカスは色々混ぜて、タイヤの剛性を高められるように設計
・トレッドパターン、タイヤにとって重要なとこですね~、はメカニカルグリップを得られるように。
・コンパウンドは、タイヤ寿命がイイ感じになるものを選択

<タイヤが出来上がるまで簡略編>
①イタリアミラノの研究室で、お話は始まります
ミラノにいる150人位エンジニアはF1の研究開発の為だけに、働いており、そこの研究室で新しいコンパウンド等のテストが行われ、データを沢山とって、テスト用タイヤ案を作りだします!
②そのタイヤを実際に作ってみましょう!
さて、国を移動したところにあるモータースポーツデパートメントでその案は実際のプロトタイプとなります!そこには何と200人ものスタッフが働いており、ここで作られたものをまたミラノに運びま~す

③全てのレースコンディション、そしてタイヤがかかるであろうエネルギーを計算し、タイヤテストは行われます。タイヤは時速450kmまで加速され、実際にレースでかかるGの4倍のGをかけ、ず~っとテスト。その他にも色々テスト・・・・・・!!
この過酷なテストに合格したタイヤだけが次のテストに進めるのです!!

④サーキット走行してしまいましょ!!
2011年にF1復活するために、13回ヨーロッパ・中東でテストが合計18,000kmにも及ぶテストが行われました。
⑤サーキットで合格したタイヤが、じゃじゃ~んF1のタイヤに提供されます

<PIRELLI F1タイヤを数字でみると・・・>
・1個のタイヤを作るのに、何と5時間もかかるの~!!
・フロントのホイールとタイヤを合わせると約8.5kg
・リアのホイールとタイヤを合わせると約9.5kg
・各GPには1,800ものタイヤが用意されます。
・最高時速450kmでテストが行われます。
・カーブでは時速260kmでも大丈夫な感じのタイヤになっております。
・5Gもの圧が横から、4.5Gもの圧が縦からかけられます!
・テストでもトレッドパターンは150℃にもなります。

さっ、頑張りましょう!!

Ciao