阿部商会公式ブログ

コンチネンタルタイヤ カーボンニュートラルへの取り組み

自動車のアフターパーツを販売する

株式会社阿部商会のブログのご訪問ありがとうございます。

 

今回は、弊社も取り扱う「コンチネンタルタイヤ」の

カーボンニュートラル化に向けての取り組みについて、

書いてみたいと思います。


先日、コンチネンタルのプレスリリースにて

ルーマニア工場への太陽光発電設備導入を

無事に完了させたことが公開されました。

ちなみに、ルーマニアと言えば、

私たち阿部商会が取り扱うフィンランドの「ノキアンタイヤ」も

世界で初めてとなる「二酸化炭素排出量ゼロのタイヤ工場」を建設中。

 

エネルギー安全保障の観点からも、

国を挙げて太陽光発電の発電全体に対してのシェアを増やすことに取り組んでおり、

2020年の7%から2030年には20%に伸ばすという目標を掲げています。

 

下記、ルーマニアのエネルギーミックス資料です。

引用元:

JETRO:  https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2023/1101/1fc24970f9cdede1.html

 

こういった背景もあり、外国企業の誘致や投資を積極的に募っているというわけですね。


さて、コンチネンタルの動向に話を戻します。

 

ルーマニアの生産拠点での太陽光発電設備の導入を皮切りに、

セルビア、ハンガリー、ポーランド、ドイツ、中国、インド、メキシコといった

他の拠点でもすでに太陽光発電のプロジェクトは(PVプロジェクト)が承認されており

順次施工が進んでいく様です。

 

全ての拠点での取り付けが完了すると、ドイツの3,000近くの世帯が年間で消費する電力量を

そっくりそのまま発電できる様になる計算の様です。


抜け目がなくてすごいなぁ、と思うのが

中国・ドイツ・カナダの生産拠点では、

2030年には「カーボンニュートラル」なオペレーションが可能になる様

早くもパイロットプログラムを走らせているところです。

「その土地や環境、生産している商品によって状況は変わるので

一つの工場での成功例をそのまま他の工場に活用できるわけではない」

という前提はしっかり認識しつつも、各拠点での実績を他の拠点でも活用していく様です。


もちろん全世界のタイヤメーカーで取り組みは進んではいるのですが、

トップ欧州タイヤメーカーの「サステナビリティ」への取り組みを見ると、

従来のCSR的な側面からのプロモーションの一環、という性質はかなり薄まり、

生き残りをかけての最重要経営課題の一つ、となっている感があります。

(あくまで担当者の見解です)

 

コンチネンタルタイヤは、2030年をターゲットにし、

使用電力を20%削減し、

エネルギー回収利率を95%まで上げ、

年間で毎年2%ずつ廃棄物を削減していく目標を掲げている様です。

 

そんなコンチネンタルタイヤですが、

もちろん日本でも入手可能です。

 

ご興味ある方は下記URLから情報をご確認下さい。

https://www.continental-tires.com/jp/ja/

 

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