ノキアンタイヤがカーボンブラックに代わる素材を使用した
コンセプトタイヤを発表しました。
「カーボンブラック」という石油・石炭由来の素材が使用されていますが、
こちらを樹木由来の「リグニン」で代替することで、
製造時における二酸化炭素排出量を削減します。
ドイツの「UPMバイオケミカル」との共同開発で、
素材の特許自体はUPMに渡して、ノキアンだけでなく
他のタイヤメーカーも使用できる様にし、
業界全体の二酸化炭素削減につなげていきます。
ノキアンは今後こちらの素材を使ったタイヤの走行テストを行い、
安全性や環境性について評価していきます。
ノキアンタイヤはこの他にも、
世界で初めてのカーボンニュートラルな
タイヤ工場をルーマニアに建設中等、
環境問題に非常に力を入れているタイヤメーカーです。
タイヤ自体も、燃費の良さを重視し
使用中の二酸化炭素排出量も抑えられる様に
努力を続けています。
ここ日本でもご購入いただけますので、
興味のある方はぜひウェブページをご覧ください。