阿部商会公式ブログ

2022年11月アメリカ出張 現地EV事情

2022年11月、実に3年振りに米国ラスベガスにて、

セマショーに参加して参りました!

 

想像通り、今年はEVの展示が非常に目立ちました!

 

テスラはそりゃもちろんですが・・・

会場には、SEMA Electrifiedという

「セマ EVコーナー」ともいえる様なコーナーも設置。

カリフォルニアでは新車販売の10%強がTeslaとなっており、

FORDやGMを上回る新車販売台数!

アフター向けの商品を作っても十分元が取れるという土壌が出来ている様です。

 

フォードの「マスタング Mach-e」。

余談ですが、このモデル、アメリカ人は「マックイー」と発音するので、

筆者は発売当初は何言ってるのかわかりませんでした(笑)

 

EV事情にアンテナを張っている人はご存知、EVメーカー「LUCID」のAIR。

「LUCID」は、テスラのモデルSの開発者が率いる米国のEVメーカーですね。

昨日、2022年の第三四半期の業績がネットに公開されてましたが、

Q3は1,398台の販売で、売上は$195.5百万ドルとのこと。

こちらの「AIR」は、11月7日時点で34,000台分受注済み。

ちなみに、それとは別に10万台はサウジアラビア政府が契約済みで、

現地にも工場を建設予定だとか・・・・。

あの「ハマー」でさえもEV化されているのは、ご存知の方も多いかと。

GMは「キャデラック」ブランドからEVモデル「リリック」をここ日本でも発売予定だとか。

こちらも米国EVメーカー、Rivianのアウトドア仕様。

自社を「エレクトリック・アドベンチャー・ヴィークル」を作る企業と位置付けており、

ピックアップトラック・SUVを製造しているメーカーですね。

アマゾンが大規模投資をしている企業で、2030年までに

アマゾンに10万台の特注車両を納車する契約をしていることで、

日本にも比較的知られている企業かと思います。

ということで、展示車両はEVが増えていましたが、

業界の人間へのEVの啓蒙活動をと言うことで、EV関連のセミナーも強く推し進めていました。

弊社阿部商会も、EVのアフターマーケットをテーマにしたセミナーに参加してきました。

自社をいつICEからEVにシフトしていくか等について学んで参りました。

LAの街中を走っていても日本でプリウスを見る頻度位EVを目にし、

充電をしにTeslaスーパーチャージャーを訪れても満車に近いことが度々。

 

連日ニュースでも聞く様にインフレが半端じゃない米国ですが、

高いガソリン代を嫌ってEVに乗り換えた方も多い様でした。

充電設備はこの3年で急激に増えており、急速にインフラが整いつつあることが感じ取れました。

充電スポットはスーパーマーケットの敷地内や、アウトレットモールの敷地内など、

利用しやすく、時間を過ごすのに適した場所が選ばれており、

ユーザーから不満が出ないように考慮されている様でした。

 

長くなりましたが、今回は以上です。

読んで頂きありがとうございました!