ビルシュタイン日記。足回りに興味がある人へのマニアックブログ

シビック タイプR


シビック タイプR用サスペンションを開発するにあたり、純正状態の確認と車両のデータ採りを
行ないました。
3月末に発売されて半年、当初のホンダの月間販売計画は400台、今クルマを注文すると
4~5ヵ月待ちらしいです、予想以上の売れ行きですね。

試乗してまず感じたのは「これは競技車両だな」ってこと。
操縦安定性はもうレーシングカー、当然乗り心地も相当ハードです。
ものすごく割り切って開発したんだなぁと、コンセプトがはっきり反映されている仕様です。
エンジンもシフトも、フィーリングは最高ですね、その気になって運転して、超楽しい。
高速コーナーではスタビリティが高いです、タイトコーナーではどうかな?
ギャップの走破性は?

フロントストラット、ロワマウントブラケットは重量級ミニバンのように頑丈な作りですね。
減衰力は、やはり、ラリー車並みに高い設定になってます。

リヤショックとスプリングは別々にマウントされてます。
スプリングはかなりボディの内側にマウントされてますね。
リヤショックもフロントと同様に減衰力はかなり高目に設定されてます。
ビルシュタインとして、サスペンションキットは操縦性と乗り心地の両方がとれる仕様に
チャレンジしてみたいです、どこまで煮詰められるか楽しみです。