2007-10-13 15:05:48
すごい!最新のクリーンディーゼルエンジン
最近、特に興味があった最新のディーゼル車に、助手席ですが乗る機会がありました。
試乗したのは、BMW 535d(E60)です。
最新のディーゼルはボッシュのコモンレール高圧燃料噴射技術により、燃料を噴射するインジェクターの噴射圧力は2,000気圧で、しかも1回の燃焼サイクルに5回まで燃料を噴射するという画期的なものです。
最新のディーゼルエンジンはクリーンで尚且つ実用域ではガソリン車よりも乗りやすいエンジン特性となっています。以前のディーゼルエンジンのように黒煙なんて全く出ません。
日本がディーセルを毛嫌いしている間に、ヨーロッパではクリーンなディーゼルエンジンの開発を真剣にしていたんですね。
実際に乗ってみると、アイドリングでは特有の振動がややありますが、これは事前にディーゼル車だとわかって音や振動を意識しているからだと思います。
走り出すとガソリン車と全く区別が付きませんし、アイドリング+αで最大トルクを発生するので一般道では本当に乗りやすいそうです。
ガソリンがこれだけ高騰していますので、燃費には不利なSUVにはディーゼル車が欲しいですね。ガソリン車より燃費が良くて、しかも低速域で乗りやすくなるし。
SUVが多いアメリカの路上を走る乗用車の三分の一がディーゼル車であれば、アメリカはサウジアラビアから石油を輸入する必要がなくなるとアメリカ環境保護庁(EPA)は推定しているようです。
ここ日本では、メルセデスベンツがディーゼルエンジン車を正規輸入しています。このディーゼルエンジンに採用されているのがFUCHSのエンジンオイルです。
最新のディーゼル車には微粒子除去装置(DPF)が装備されており、ディーゼルエンジンに適合したエンジンオイルを使用しないと、オイルの成分によってこの微粒子除去装置を目詰まりさせてしまいます。
メルセデスベンツE320 CDIのオーナーの方はご注意ください。
目詰まりした微粒子除去装置
メルセデスベンツディーゼルエンジン適合エンジンオイル
FUCHS TITAN GT1 5W-30
承認 MB 229.31
1L 3,360円(税込) 4L 13,020円(税込)