SDGsへの取り組み
阿部商会で取り扱う各ブランドも、
それぞれSDGsの目標達成のため通り組んでいます。
ここではその一例を紹介します
NOKIAN TYRESは、2010年代の初頭から環境問題に積極的に取り組んでおり、現在ではフィンランド国内の工場でソーラーパネルの設置や風力発電の活用などによって、使用する電力の86%を再生可能エネルギーとし、2013年と比較して33%相当のCO2削減を実現しています。またメインの製品であるタイヤに関しては、転がり抵抗を低減することで温室効果ガスの排出削減に寄与。2013年と比較して転がり抵抗8.5%低減を実現しています。
製品は長く愛用されることで環境への負担は軽減されます。これはシンプルですが、最も大きな効果のある取り組みです。THULEはシンプルで長く愛されるデザインと、スマートかつ高品質な製品とすることで、ライフサイクルの長い製品づくりを目指しています。またソーラーパネルの設置などによって製造過程で使用する社内の電力を2020年までに全て再生可能エネルギーに置き換えるべく持続可能な環境づくりを進め、実際に99.1%の達成率を実現しています。
1987年に創業し、農機具やトラクターなどのタイヤに特化したブランドとして世界160カ国にタイヤを供給しているBKTでは、自社で使用する電力のために、2004年に自社の風力発電所を建設し、現在インド国内にある工場の50%がこのグリーンエネルギー電力の供給を受けています。またブージにあるR&Dセンターでは天然ゴムに変わる持続可能な素材の研究を進め、ゴムタンポポを使用した新しいゴム素材TKSを使った「未来のタイヤ」プロジェクトを推進しています。
創業90年を超える潤滑油のスペシャリストであるFUCHS(フックス)は、世界中の自動車メーカーと連携してオイルを共同開発し、長期間使用できるオイルの開発などを通じて積極的に環境に配慮した製品づくりを進めています。SDGsへの取り組みも早くから行なっており、2011年より毎年Sustainability Reportsを発行し活動と成果を公開しています。また2020年には"FUCHS2025"を策定し、SGDsが掲げる17の目標全てに対して活動を続けるなど、環境への意識の非常に高い企業です。
バイオレムは、微生物などが本来持つ化学物質の分解能力を利用して油汚れを分解するバイオクリーナーです。さらに使用した洗浄液自体も分解菌によって分解されていくため、トータルで環境への負荷を軽減しています。バイオレム製品はEPA(アメリカ環境保護庁)によって「人や環境に優しい成分を使ったクリーナー」として認められ、人体や環境に安全な製品のみが掲示を許される"SAFER CHOICE"ラベルが表示されています。
高品質な純正リプレイスメントパーツを製造しているSWAGは、ビルシュタイングループ全体で環境問題に積極的に取り組んでおり、自動車産業の環境管理サービスプロバイダーであるPARTSLIFEとのパートナーシップによって廃棄物の低減とリサイクルに貢献しています。また2017年に完成したエナペタルにある工場では自社で太陽光発電を行うことで、供給電力の50%を賄うとともに、それ以外の電力に関しても自然エネルギーを利用することでCO2の発生を回避しています。
耐用性に優れた素材と防水性の高いLEDランプは、製品寿命を延ばしそれによる環境破壊に繋がる物質の低減に努めています。また、高効率のLED照明は電子パーツによって80%ものエネルギー効率を大幅に改善し、CO2の排出を抑制しています。イーグル社が製造する全ての製品は、EU指令によるRoHSやREACHに準拠しており、環境規制物質の非含有製品の製造に取り組んでいます。製造過程において廃棄物を無害化したのち排出をし、エネルギーロスも2012年と比較して20%低減をしています。