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前回のブログでも取り上げたシボレーボルトですが、日本でも色々ニュースを耳にするようになって来ました。

そんなボルトもＧＭ車ですので沢山のACDelcoパーツが使われているはず（推測）なのですが、実際に実車が日本に入ってこないとパーツの情報も入ってきません。
そんな限られた情報の中、バッテリーの情報を入手しました
バッテリーといってもリチウムイオンバッテリーじゃなくて、１２Vバッテリーの方です。
この１２VバッテリーがおなじみACDelco製のバッテリーとなっています

この１２VのACDelcoバッテリーはＥＲＥＶ（Extended Range Electric Vehicle)バッテリーとよばれ、ボルト専用バッテリーです。
ACDelco品番はＥＶＬＮ２でリザーブキャパシティ（ＲＣ）が１１５のＡＧＭのバッテリーです。スペックを聞いても今までの北米車用のバッテリーではあまり聞き覚えのない用語が出てきています。　ついにＧＭ車にもＡＧＭの波が到達しましたね・・・
この１２Vのボルト用ACDelcoバッテリーですが、ボルトに搭載されている１．４Ｌエンジンの始動を行うのではなく、主にＢＣＭ（ボディコントロールモジュール）に電力を供給する為の物だそうです。
エンジン始動がメインの仕事ではない為、通常のバッテリーで重要とされるＣＣＡ（コールドクランキングアンプ）は重要ではなく、どれだけの電気を蓄えることが出来るかが重要になって来ます。
じゃぁエンジンはどのバッテリーで始動させるの？　とパニックになったのでちょっと調べてみたところ、３００Vのリチウムイオンバッテリーが担当しているそうです。
では、ACDelcoの１２Vバッテリーはなにで充電するの？とまたまたパニック・・・　エンジンにオルタネーターが付いてるんだべ・・・もしくは家庭用電源でリチウムイオンを充電する際に一緒に充電するのか？とも思ったのですが、両方ハズレ
トランスミッションの中にオルタネーターが鎮座しているそうです。
色々考えれば考えるほど、謎が謎を呼び、全くチンプンカンプンです。
今までのアメ車の知識では全く太刀打ち出来ません。
今回ご紹介したACDelcoのＥＲＥＶバッテリーも今のところ、他に代用品は無く、通常の液式バッテリーや他メーカーのＡＧＭでは著しく寿命が短くなるとの事ですので注意が必要です。
とにかく判らない事だらけのボルトですが、日本に入って来るまでには暫く時間が掛かりそうですので、その間に勉強するしかなさそうです・・・
また新情報があればＵＰしたいと思います。

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