2008-10-08 14:00:28
クラウンアスリート3.5L 開発テスト開始!
ゼロクラウンから新しくなったクラウンアスリート3.5L用BTSキットの開発を
いよいよスタートします。
開発に先立ち、新しくなったクラウンアスリート(GRS204型)を試乗してみました。
走りに振った少し硬めのサスペンションセッティングの先代ゼロクラウンから
今度の新型クラウンアスリートは明らかにコンフォート狙いのセッティングが
純正サスペンションに施されていることがわかります。
最近のトヨタ車のスタンダード的な味付け、アルファードやノア・ヴォクシーとも
共通する、いわゆるトヨタ車的味付けって感じがします。
フロントはおだやかにコンフォートにロールもそこそこ許し、リヤはある程度
しっかりした不安のない範囲で硬いというところまではいかない。
厳しい表現をしてしまうと、フロントをもう少ししっかりさせて、ハンドルを
切った際の手ごたえがほしいところ。 リヤはしっかりしているけど
ちょっとだけコツっとショックの動き出しに抵抗がある感じ、硬いとは
思わないレベルですけど。 それと質感という乗り味はやはり
ビルシュタインのほうが一枚上手だと思います。
そして、気になるのはやっぱりタイヤとフェンダーのクリアランスだと
思います。 この半分ぐらいのクリアランスでしょうか、目指せ
BMWのMスポーツ的ローフォルムでしょうか。
乗り心地は今より少しシャキっとしっかりで大人のローダウンが
BTSキット開発の狙いどころのように思われます。