ビルシュタイン日記。足回りに興味がある人へのマニアックブログ

トヨタ ヴィッツRSの車両基礎データ採りを実施しました。


これから開発していくトヨタ ヴィッツ用ネジ式車高調整サスペンションキットの
プロトタイプを作製するために、まずはノーマル状態のヴィッツのサスペンション
各部のデータを測定しました。
もちろん、ノーマルの試乗も実施、BTC周辺道路や、ワインディング、
高速道路とひと通り走りました。
その乗り味はまさしくトヨタの味付けが施されており、トヨタの一貫した
サスペンションセッティングへの拘りを改めて感じたしだいです。
さて、ノーマルを試乗しての印象ですが、オーナーによっては
乗り心地の気になる部分が異なるように思いました。
ひとつはリヤのドタドタした硬さを少し含んだ乗り心地、
ひとつは操舵時のフロントからくるステアリングの手応えの
若干の薄さ。 ビルシュタインでは、その両方をより良い方向に
持って行くことを目標にネジ式車高調整サスペンションキットを
開発していきたいと思います。

リヤ左側です、リヤはスプリングがショックの内側に独立して
いますので、車高調整アジャスターを新たに開発します。
ローダウンですが、25mmぐらいのダウンが推奨値になる
予定です。
開発テストは3月を予定しています、ご期待ください。