ビルシュタイン日記。足回りに興味がある人へのマニアックブログ

レガシィ tuned by STI


昨日、600台限定のレガシィ tuned by STI に試乗しました。
ダンパーはもちろんビルシュタインです。 減衰特性はSTIさん拘りのスペシャル仕様。
その走りはいかに、 ステアリングを微小舵角で転舵した瞬間から、クルマが曲がる動きを
ドライバーにしっかり伝えるので、運転が巧くなった気にさせます、曲がり方も急に
旋回しないようにおだやかな動きに仕込んであります(とても大事)、そして回り込み感もたっぷり
どこまでも曲がれる感じでとても運転が楽しいです。 この微小舵角時の車の動きが実は
ダンパーの動き出しの減衰領域に拘らない限り実現できない、奥の深いチューニング領域
なんです。 それを実現されているSTIさんの開発力はすばらしいです。


もうひとつ特筆は、しなやかな乗り心地。 スティックするようなレーシングカー的な硬さは
一切無く、むしろものすごくコンフォートな乗り味です。 ファンなハンドリングとしなやかな
乗り心地の両立の実現は、我々が日々目指しているサスペンションチューニングと同軸上に
あります。
 
そして、拘ったチューニングが出来るのは、やはり細かく減衰特性を設定することが可能な
ビルシュタインだからなんです。(強調~!)
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PS: 来週、担当者はドイツのESSENモーターショーに行ってきまーす。