潤滑油・FUCHS(フックス)ちゃんねる

トランスミッションの行方は

エコが叫ばれる中、自動車用のエンジンもハイブリッドに始まり、ディーゼル、ガソリン、天然ガス、
バイオ燃料等々エンジン形式や、燃料などでいかに少ない燃料で動かすことができるか各メーカー
が必死に開発を進めていると思います。そんな中で、エンジンにもまけず劣らず、燃費に大きく影響
してくるのが、トランスミッション。
日本では、スポーツモデルを除いてはほとんどがオートマチックトランスミッションか最近ものすごい
勢いで普及してきているCVT。担当のマイカーもCVTですが、初めて乗ったときは細かい制御に感
動しました。アクセル開度+エンジン回転数+ギアポジションを電気的に制御することで、
無駄をなくしているのが実感できます。
今まではATでも3速や4速で今では6速・7速。どこまで多段化するのでしょう?限度はありますが。
ヨーロッパフリークの方ならご存知かとおもいますが、ヨーロッパではいまだにマニュアルミッション
が主流。そこで今回はヨーロッパのトランスミッションメーカーの将来のミッション予想図をご紹介
します。各メーカーごと展望が違っていて興味のある資料です。

当然ミッションオイルも低粘度化してきますので、高品質でロングライフなATF・CVTフルードが必要
になります。残念ながら現段階ではワーゲンのDSG用にフックスの設定がありません。ご要望も多
いので、メーカーからの情報が入りましたら、ご案内したいと思います。
ところで、皆さんはどのタイプのミッションがお好きですか?
担当は個人的にもう少しいろんな車にMTの選択肢を残して欲しいと願っております。