ノキアン、他社製品と比べてどうなの?北欧紙の比較テストを翻訳!

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皆様こんばんは。

冷房に当てられる日々が続き、

若干夏バテ気味のブログ担当者がお届けします。

 

さて、今日は

「ノキアンタイヤ、他社製品と比べてどうなの?」

というテーマでお話をしたいと思います。


こちらのブログでは開設から一貫して、

 

「ノキアンタイヤはすごい!」

「ノキアンのタイヤは素晴らしい!」

 

と宣伝して参りましたが、そりゃそう言いますよね、

 

自社取り扱い製品ですから!

 

これからご購入を検討されている方や、

タイヤを販売されている販売店の方は、

 

「結局、他のメーカーと比べていいの?悪いの?」

 

と言う所が、気になるところだと思います。

 

そんな声を受け、

今回は、スウェーデンの自動車メディアの「ViBilagare」が実施した、

タイヤの性能比較テストの結果を共有させて頂きたいと思います!

※参考までにViBilagare、こんな雑誌です。

現地のスーパー・コンビニ・キオスクなんかで販売されています。


こちらの企画ですが、2022年の春シーズンに合わせて、

北欧で販売されている「ECO」と「REGULAR」のカテゴリーの

各社製品の性能を比較する、と言う企画です。

 

テストで使用されたタイヤは下記の通り。

 

【Regular】

 

Continental Premium Contact 6
Toyo Proxes Comfort
Nokian Hakka Blue 3
Bridgestone Turanza T005
Michelin Primacy 4

 

【ECO】

 

Michelin e.Primacy
Goodyear EfficientGrip Performance 2
Continental EcoContact 6
Nokian Hakka Green 3
Petlas Imperium PT515

 

車好きの皆様にはお馴染みの一流メーカーが並んでいます!

 

テストは、VWのゴルフに16インチ(205/55R16)を装着して実施した様です。

まず、結論から行っちゃいましょう。

 

ノキアン、ハッカブルー3は堂々の「2位」!

 

 

ハッカ・グリーン3は、「7位」。

 

 

「なんだ、低いじゃん」と思われたあなた!

 

コンチネンタルの「エココンタクト6」(8位)、

ミシュランの「e-Primacy」を抑えてのこの順位ですよ!

立派な順位と誇れる結果だと思います!

 

総合順位は下記の結果となっていました。

 

1位 コンチネンタル プレミアムコンタクト6

2位 ノキアン ハッカブルー3

3位 ブリヂストン Turanza T005

4位 トーヨー  Proxes Comfort

5位 ミシュラン Primacy 4

6位 グッドイヤー EfficientGrip Performance2

7位 ノキアン ハッカグリーン3

8位 コンチネンタル エココンタクト6

9位 ミシュラン e.Primacy

10位 ペトラス Imperium PT515

 

元記事を英語にしたページはこちらです。

 


続けて細かい部分を見て行きましょう。

ここから図を出していきますが、上が一番良く、下が一番悪い、という見方になります。

 

【ドライブレーキング】

100㎞/hからの古ブレーキの制動距離を測ったこちらのテスト。

コンチネンタルのプレミアムコンタクト6がぶっちぎりの結果を出してますね。

ノキアンのハッカ・ブルー3は3位。ハッカ・グリーン3は9位となっています。

 

【ドライハンドリング】

こちらも、コンチのプレミアムコンタクト6がぶっちぎり。すごいですね!

ハッカブルー3は「6位」、ハッカグリーン3は「10位」となってます。

雲行きが怪しいぞ!

 

【ウェットブレーキング】

ここで「雨(ウェット)に強い」ノキアンの本領発揮!

ブルー3はぶっちぎりの1位。グリーン3もコンチとミシュランのエコタイヤを上回る結果となっています。

 

【ウェットハンドリング】

ここでも良い結果が!

ハッカブルー3が、プレミアムコンタクト6や、プライマシー4を抑え堂々の1位です。

グリーン3も、コンチ・ミシュランをはるかに上回るパフォーマンスを発揮しています。

 

【ストレートアクアプレーニング】

続けて、ストレートでのアクアプレーニングの耐性を図るテストです。

こちらに関しては、ミシュランのプライマシー4がダントツのトップですが、

ハッカブルー3も2位と大健闘しています。

ハッカグリーン3は、こちらでもコンチとミシュランを下しています。

 

【コーナリングアクアプレーニング】

コーナリングのアクアプレーニングに関しては、

今まで沈黙を貫いていたブリヂストンが首位を獲得。

ハッカ・ブルー3、ハッカ・グリーン3は控えめな順位にも思えますが、良く見てください。

コンチの2銘柄よりも優れてますよ。


最後に、審査員の総評です。

 

■Hakka Blue3

 

【良かった点】:ウェットグリップで抜きんでていた。グリップ限界域での操縦性良好。荒れた路面でも静か。

【悪かった点】:他商品と比べて燃費性能で劣っていた

【総評】:

今回のテストで一番の驚きだったのがこちらの商品。

先代のブルー2と比較し、ウェット・ドライ両方でバランス性能を向上させ、

特にドライのスタビリティとグリップレベルは特筆すべき進化だった。

ウェット路面での優位性は先代と変わらず。ウェットブレーキングでは最短距離を記録した。

高い速度域でのコーナリング時においても、リアが安定しているため、車の挙動が「ロジカル」で操作性が高かった。

しかしながら、アクアプレーニング性能と言う点では少し劣る点も見せた。転がり抵抗も予想よりも大きかった様に感じられる。

なめらかなアスファルトにおいては若干のノイズが感じられるものの、荒れた路面ではノイズレベルが非常に低く快適性に優れていた。

優れたウェットグリップと、向上したドライ性能により、総合2位を獲得したと言える。

 

■Hakka Green3

 

【良かった点】:静粛性。エコタイヤとしては非常に優れたウェットグリップ

【悪かった点】:ドライブレーキングでは制動距離が長い。低燃費性能も他社の方が優れていた。

【総評】:

ノキアンタイヤの環境性能を重視したこちらの商品は、他の同様の製品よりも溝が深いのが印象的。

他の「エコ」カテゴリーの製品よりもウェット路面でのパフォーマンスが優れていた。

ウェットの制動距離はそこまで目を見張るものではなかったが、ハンドリング性能やコーナリング性能は評価できる。

アンダーステア傾向も少なく、挙動もバランスが取れ安定しており、グリップの限界も前もって感知する事が出来るタイヤと評価する。

一方で、ドライ路面でのコーナリング性能や制動距離においては優位性を見ることは出来なかった。

しかしながら、試験した全てのタイヤの中で一番、荒れた路面で静かなタイヤだった。

低燃費性能については、期待を下回る性能だった。他の「ノーマル」タイヤでも同等の性能の物があるため、そちらを選択するのでも良いかと考える。

 


いかがでしたでしょうか?

ノキアンの商品が、一流メーカーと肩を並べられる性能を持っている、

と言う所をお分かり頂けたら幸いです。

 

今回私がお伝えしたかった一番のポイントは、

 

知名度は低くても、良いタイヤもある!

 

という所です。

 

普段乗っている車に試し履きして比較が出来ないため、

どうしてもタイヤメーカーやその商品の知名度と

性能を結び付けて考えてしまいがちですが、

こういう海外の比較記事を見てみると、タイヤ選びの参考になるかも知れません。

 

少しでも皆様のお役に立てる様に、

今後も有益な情報をお届けできる様頑張っていきたいと思います!

 

最後に、興味を持って頂けましたら

公式ページにて商品の詳細をチェックしてみてください!

 

それでは!

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