ノキアンブログ・スベらない話

カットサンプルで見る!ノキアン・アラミドサイドウォールのメリット!

皆様、こんにちは!

 

突然ですがタイヤのパーツの中でも、特に弱い部分ってどこかご存知ですか?

 

正解は、タイヤの横の部分、「サイドウォール」!

タイヤの側面部分です。(下記画像の緑色になっている部分です。)

この部分が、何故他の部分よりも弱くなっているか、

タイヤをカットしたサンプルを見ながら確認していきましょう!

 

 

使用するサンプルは、SUV用タイヤのブルー2SUVをカットしたもの。

 

ちょっと見てみるだけでもトレッド面に比べて

サイドウォールはシンプルな構造になっているのがわかりますが、

もう少し細かく見て行きましょう。

トレッド面(接地する面)は、デザインが施されているゴムの下に、

点々とコードの様なものが入っているのがわかると思います。

カーカスと呼ばれるタイヤの骨格の上に、

カーカスを押さえるスチールベルトと、ナイロンキャップがあり

かなり多層な構造になっています。

車重を支え、高速走行にも耐えられる様に、この様な複雑な構造になっていますね。

 

一方で、サイドウォールはと言うと・・・。

 

トレッドで見られたほど、層が多重になっていませんね。

トレッドよりも強度が低そうなことがイメージ出来るかと思います。

実は、サイドウォールと呼ばれる部分は、

走行中にはバネの様に伸縮を繰り返しています。

乗り心地を確保したり、凹凸がある路面やコーナリングの際

しっかりトレッドが接地する様、

柔軟なつくりになっている、と言うことですね。

 

そうすると犠牲になってしまうのが、外部からの衝撃に対しての耐久性ですが、

それを大幅に向上しているのが、

ノキアンの「アラミド・サイドウォール・テクノロジー」です!

(ここまで来るのに長かった!(笑))

 

ノキアンタイヤ・アラミド・サイドウォールテクノロジー

 

どうしても機能上、強度が上げられないサイドウォールを

中に入れる繊維・スチール等のコードで補強するのではなく、

ゴム内部に飛行機の機体や防弾チョッキに使う「アラミド」繊維を練り込むことにより、

強度を飛躍的に上げております。

 

アラミドは軽量かつ、強度に優れた素材のため、

採用しても、柔軟性や転がり抵抗(重くなると抵抗が大きくなる)への影響が

極めて少ないのが最大のメリットです。

 

アラミドサイドウォール採用により、

ノキアンのSUVタイヤは下記の通り強靭な耐久性を確保しています!

 

 

ノキアンのサマー、ウィンター、

両方のSUV用タイヤに採用されている「イチオシ!」の技術です!

 

是非皆様に知って頂けたらと思います!

 

メーカーや商品の詳細についてはオフィシャルページで!

 

それでは、皆様良いお休みを!