GTラジアルブログ

GT Radial SX2RS誕生ストーリー(後半)

皆さんこんばんは!

SX2 RS誕生ストーリーの後半です。

(前半はこちらから!)

 


2019年の年末、GTラジアルの開発チームは

「2020年の第一四半期までに新製品を完成させる」という非常に厳しい目標に向け、

準備を開始します。

タイヤを成型するための金型(モールド)の発注を12月に行い、

完成後航空便で取り寄せ、コンパウンド等のその他構成品もエア便で取り寄せ

急ピッチで開発を進めていきます。

 

コンパウンド、構造を複数のパターン用意し、テスト用タイヤを作成。

 

チームドライバーである、Ryan Litteralによるテストなど、

社内外の綿密なテストを重ねて、ついに2020年3月には商品をリリースするに至ります。

R&Dチームのみならず、社員・パートナーが一丸となって進めたプロジェクトが

ついに完成を迎えることとなります。

そして2020年、GTラジアルは新商品を引っさげ、念願のFormula Driftへの復帰を果たします。

実際に商品を装着してみたドライバーは皆、その圧倒的なパフォーマンスに驚きます。

「SX2 RSは今まで使った中で最高のタイヤ。

他のブランドと比べて、タイヤが熱を帯びてもグリップをキープする能力に優れている。」

3度のFormula Driftチャンピオン クリス・フォースベルグはそう語ります。

 

「使い始めから、スリック状態になる直前まで、タイヤのグリップ性能が一定している。」(Dan Burkett選手)

「間違いなくSX2 RSは勝ちを取りに行けるタイヤだと思う。」(田口和也選手)

 

そして2022年、6月にはSX2 RSを装着したTravis Reeder選手が優勝。

続けて7月には、日本の田口選手が見事優勝。

GT Radialの快進撃はこれからも続きます。

 

商品の開発の背景や、関わってきた人たちの想いを知ると、

ブランド・商品への愛着がわいてきますね。

 

残念ながらSX2 RSは日本導入の予定はありませんが、

GTラジアルと言うメーカーの心意気を知れる素晴らしいビデオですので、

是非ご覧ください。