GTラジアルブログ

GT Radial SX2RS誕生ストーリー(前半)

皆さん、こんにちは。

 

GTラジアルがアメリカで生産・販売を進めている

モータースポーツ用タイヤ「Champiro SX2RS」の

誕生秘話をテーマにした動画が公開されました!

 

 

 

その内容についてご紹介していこうと思います。

 


 

時は遡り、2016年から動画は始まります。

チームGTラジアルは、ロングビーチでの優勝こそ獲得したものの、

その後の試合では表彰台に上ることが出来ず、低迷してしまいました。

他メーカーが最新の商品を発売していく中、

モータースポーツマネージャーのMike Meeiemを初めGTラジアルメンバーは

「より良いコンパウンド」「より幅の広いサイズ」を満たす

新商品の開発の必要性を痛烈に感じて行きます。

 

苦渋の選択として、GTラジアルは2016年の年末に、一度フォーミュラドリフトを去ることになります。

 

しかし、それは

「新しいタイヤで必ずまたフォーミュラドリフトに戻って来る」

という決意に基づいた、前向きな撤退でした。

 

そして転機は2019年、セマショーの前に訪れます。

タイヤメーカーとして、自社のパフォーマンスを証明するためにモータースポーツへの参加は必須、と考え

再度フォーミュラドリフトに戻るべく準備を進めていくことが決まります。

開発の拠点として、メーカーとして本拠地を持つインドネシアやヨーロッパでは無く、

フォーミュラドリフトUSAの開催地であるアメリカで開発・生産することを決意します。

そして、セマショー終了後、ついにプロジェクトが動き始めます。

「2020年の第一四半期までに新製品を発売すること」という命題が会社から与えられ、

David Poling率いる開発チームは、タイヤの開発としては異例の短期間でプロジェクトを進めていくことになります。

 

開発はSX2をベースにされていくことになりますが、

続きは後半をお楽しみに!