2023年IR資料から見る、ノキアンタイヤの現在

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フィンランド・ノキアンタイヤの公式ブログを

ご覧下さりありがとうございます!

 

さて、早速ですが、

先日2023年のノキアンタイヤのサステナビリティレポートが

公式ページにて公開されていました。

90ページ弱ある資料で、基本的にはIR、

株主や投資家向けに作られている資料ではありますが、

現在のノキアンタイヤの状況が確認出来る内容になっていますので、

ブログに書かせて頂きたいと思います。

まず、本社はフィンランドのノキア。

ノキアというと、5G等で知られる「NOKIA」を

連想される方も多いといらっしゃると思いますが、

元々ノキアンタイヤとノキアは同じ会社でした。

工場はフィンランドのノキア工場と、

アメリカのテネシーの2拠点。以前持っていたロシア工場は

2023年に売却が完了しています。

 

このに拠点に加えて、

現在は新工場をルーマニアのオラデアという、

ハンガリーの国境近くの町に建設中。

2025年の稼働開始を目指し、建設を進めています。

ルーマニア工場が完成すると、タイヤ工場としては世界初となる

「二酸化炭素排出量ゼロの工場」となり

注目を集めている生産拠点です。

 

販売拠点については、

フィンランド、スウェーデン、ノルウェーなどの北欧諸国はもちろん、

ドイツ、フランス、チェコなどの中央ヨーロッパにも構え、

北米での販売も絶好調。

 

企業の売上としては、12億ユーロ(2,000億円)程度、

3,500人弱の社員を抱え、55か国で販売されています。

ここ日本でも、2017年より株式会社阿部商会

正規輸入元として全国のパートナー企業様経由で

エンドユーザー様に販売しています。

 

タイヤメーカーの価値創造のコアとなる

開発用施設としては、2か所所有。

 

まず、ノキアンタイヤのトレードマークとも言える

冬用のタイヤの開発拠点として、

敷地面積700ヘクタール以上(東京ドーム150個分ほど)

世界最大級の屋外ウィンタータイヤテストコースを

フィンランドの北極圏内のイヴァロに所有。

一方、夏用のタイヤの開発拠点としては

2021年にスペインに300ヘクタールほどの規模の

テストコースをオープンさせています。

オープニングラップは、伝説のF1世界チャンピオン

「ミカ・ハッキネン」氏が!

 

さて、最後に、こちらのレポートのメインとなる、

サステナビリティについて。

 

ノキアンタイヤは、サステナビリティにおいて、

タイヤメーカーの中でもとりわけ優れた実績を上げています。

まず、環境保全の取り組みが検査機関からも高く評価され、

ダウジョーンズのサステナビリティ関連のインデックスファンド銘柄である

「Dow Jones Sustainability Indices」の銘柄として組み込まれています。

 

S&Pのサステナビリティアセスメントでも

自動車関連部門でのトップ5企業として認定されており、

他にも多数の表彰を得ています。

 

長期目標としては、2050年までに二酸化炭素排出量ゼロを目指しています。

ご興味のある方は、こちらのリンクから確認できます。

 

日本でのご購入等については、公式ページよりご確認下さい!

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