夏ですが、バンドのチューブの話ではありません・・・。
今日は少しタイヤの構造のお話を!
自転車のタイヤにはまだまだチューブ付きのタイヤが多数使われていますが、
クルマ用のタイヤにはチューブが無い、「チューブレス」のタイヤが一般的になっています。
※当初掲載していたチューブ付きタイヤの画像が不正確なものでしたので、
8月25日に修正しました。大変失礼いたしました。
タイヤメーカーが「チューブレス」を採用しているのには
色々と理由がありますが、代表的なものがパンク対策です。
チューブ付きタイヤは、釘を踏んでチューブに穴が開いてしまうと、
チューブとタイヤの間とバルブから空気が急激に漏れて行ってしまいます。
そうするとハンドル操作などに深刻な影響を及ぼし、大変危険です。
一方で、タイヤの内側に施された特殊ライナーがチューブの役割をするチューブレスタイヤだと、
下記の様に釘を踏んでも空気は少しずつ漏れて行くので、パンクに気づいた後対策の時間が取れます。
■チューブレスタイヤで釘を踏んだ場合
その他に、空気がリムに触れているので放熱しやすく、
タイヤの温度が上がり過ぎるのを防げる、と言う利点もあります。
チューブレスタイヤは、
タイヤのサイドウォール(横の部分に)
“TUBELESS”と書かれています。
興味があったらご自身のお車のタイヤも見てみてくださいね♪
それでは、今週一週間も頑張りましょう!