「ノキアンタイヤ ハッカペリッタR5 EV」は、EVの特性に合わせて専用設計され、車両が持つ特性を最大限に生かしながら冬道での安全性能を実現してくれるプレミアム・スタッドレスタイヤ。
2024年11月現在、世界で唯一となるEV向けのスタッドレスタイヤです。
今回は、TESLAやVOLVO等からもその性能が認められ、カーメーカー認定スタッドレスタイヤとしてEVモデルに採用されている「ノキアンタイヤ ハッカペリッタR5 EV」について解説していきます。
【EVの特徴】
商品の説明をさせて頂く前に、一般的にEVやハイブリッド車は従来の車両と比べてどの様な特徴があるのかについておさらいしておきましょう。
・重量が重くなる
バッテリーを積載していることにより、EVは従来の内燃機関車に比べ重量が重くなるのが一般的です。車両モデルによりますが、同様のモデル内燃機関車とEVモデルを比較すると比較的小型なモデルでも150kg程度、大型モデルとなるとその差は500kgにも及ぶとこがあります。
・トルクのかかり方が違う
ある程度の回転数に達しないと高トルクを発生しない内燃機関車に対し、電気自動車は発進時から高いトルクを発揮します。
・エンジンから発生する音がない
騒音を発生するエンジンがそもそも備わっていないピュアEVでは、車内で感じるノイズが少なくなります。
ノキアンタイヤ ハッカペリッタR5 EVは、上にあげた様なEVの特徴を踏まえ専用にチューニングされているのが、最大の特徴です。ここからは、EVのそれぞれの特徴に合わせてどの様な技術が採用されているのかについてご案内します。
・内部構造・トレッドプロファイルを最適化し、高重量・高トルクに対応
ノキアンタイヤ ハッカペリッタR5 EVは、同ファミリーのR5、R5 SUVと一見同じ設計の様に見えますが、トレッドプロファイルを強化し、専用のコンパウンドも使用することで高重量・高トルクのEVにも対応できるような設計となっています。
・吸音スポンジを採用し静粛性を向上
エンジン音がないためタイヤに起因するノイズが気になるEVのために、吸音スポンジを採用することで静粛性を大幅に向上。タイヤの内部で発生する共鳴音をカットして不快なノイズを減らします。EVモデルの純正装着の夏タイヤの一部でも採用されている技術ですが、氷でも使えるスタッドレスタイヤでの採用は非常に珍しいものになります。
・空気抵抗の軽減・コンパウンドの最適化で航続距離を向上
サイドウォールのロゴ部分は浮き文字でなく凹み文字を採用し、空気抵抗を低減。専用のコンパウンドで転がり抵抗を低減することで電気自動車の走行において非常に重要なポイントである航続距離を伸ばします。
こちらの商品を製造する「ノキアンタイヤ」は、1934年に世界で初めての冬用タイヤを作ったフィンランドのタイヤメーカー。
2012年にEVでの氷上走行最速記録を樹立したり、BMWのi3用に世界で初めてのEUタイヤラベルの転がり抵抗性能で最高評価の「A」を獲得するタイヤを発表するなど、EVに対しても数多くの実績を持つメーカーです。
ノキアンタイヤは、日本では2017年より取り扱いが開始され(輸入元:株式会社阿部商会)、日本全国で販売されており多くのユーザー様から高い評価を頂いている製品です。
また多くの車専門メディアに取り上げて頂いておりますので、そちらも併せてご覧ください。
【ノキアンタイヤ オフィシャルページ】