本国アメ車業界の流れがわかる!最新アメ車トレンド情報満載ブログ

影響が・・・

デトロイト3の動向が気になる今日この頃ですが、
阿部商会の業務や、日本でアメ車に乗る皆様へも少なからず影響が出てくるかも
というニュースをひとつ・・・
アメリカ国内では未曾有の自動車業界不況のあおりを受け、昨年はGMは約400軒、フォードは約300軒、そしてクライスラーも約280軒のディーラーが店を閉めてしまったそうです。今年2009年にはさらに3メーカー合わせて2500軒ものディーラーが閉店に追い込まれるかもという試算も出ています。
日本のアメ車業界にも影響がありそうなのは部品の供給や価格面です。
アメリカ国内での部品供給も日を追って悪くなっているようで、今まで翌日には配達されていたパーツが、2日も3日もかかるようになったり、通常ディーラーが在庫するべきアイテムもディーラーの財政難から在庫ができなくなっているようです。

部品を製造している工場も人員削減、物流も人員削減、工場も休日を増やしたり、とにかくコスト削減・・・・・
パーツ自体の製造をやめてしまうことは今のところないとのことですが、今後日本向けのパーツにも
間違いなく影響がでると思われます。
阿部商会ももはや対岸の火事ではありません。担当者は昨年末あたりから若干パーツの入荷が遅れてきていることに気が付いています。
また、部品の流通が悪くなってくるとそれにつけこんで値を上げるアメリカの部品商も出てきているとか。
阿部商会はGMから直接ACDelcoパーツを仕入れていますので流通の具合で値段を上げられることはありませんが、
パーツの輸入業務には影響が出るかも知れません。
今後日本のアメ車ユーザーに負担にならなければ・・・と願うばかりです。