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危険物に認定されました

輸入車の部品業界におりますと、常に現地での部品の価格の動きや、為替レートを気にしていなければならないのですが、なかでも常に付きまとうのが「送料」です。海外から何かを輸入しようとすると高額な送料が発生するわけで・・・
そんな送料ですが、輸入車オーナーの皆さんも輸入車販売、整備業を営む皆さんも、海外旅行、海外出張の際に手荷物で自動車のパーツやアクセサリーを手荷物で運ぶ「送料フリー」作戦をされる方も多いのでは?と思います。 もちろん我々も仕事柄、海外出張の際には部品を持ち出したり、入ったりはいつもの事なのですが・・・
そんな「送料フリー」手荷物作戦ですが、この度新たにアメリカで「機内に持ち込んじゃダメよ~」アイテムに認定された部品がありますのでご報告・・・
そのアイテムとは・・・

「エアバックモジュール」です。
衝突事故の際、我々の命を救ってくれるエアバックですが、エアバックモジュールの中には少量の爆薬と窒素ガスが充填されており、危険といえば危険です
エアバックモジュールが「自爆」することは無いとの事ですが、ここ最近エアバックモジュールを手荷物で機内に持ち込む人が増えたとの事で、「今後何かあったら大変だ~」との配慮で今回の決定となった模様です。エアバックモジュールは高額部品ですので、せめて送料でもカットしたい気持ちは万国共通のようですね。
今後はアメリカの空港でTSA職員(アメリカの空港の手荷物検査で荷物を開けまくるメンドクサイ方々)に見つかると ”アウト” になりますので関係者の皆様、注意ですよ~