サステナビリティに力を入れているノキアンタイヤ。先日、ノキアンタイヤの掲げる温暖化ガス削減目標がSBTに認定された、というニュースが入ってきました。
SBTiとは、WWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトにより設立された共同イニシアティブ。
科学的知見に基づいて目標を立てられるようなガイダンスを作り、企業のサステナビリティ活動に対しての目標づくりを支えている機関です。
今回は、ノキアンタイヤが掲げる2030年までの目標と2050年までのヴァリューチェーンを含めての温暖化ガス削減目標が、共にSBTiから「科学的知見と整合している」と認められたという内容です。
実はタイヤメーカーとしてSBTiに認定されたのは、ノキアンタイヤが初。2020年に認定されたターゲットのうち重要なもの一つが前倒しで達成されたため、新たな目標を設定しそれが再度SBTiに認められた、という快挙となります。
ノキアンタイヤのSCOPE1 (自社が直接排出)、SCOPE2(エネルギー調達に伴う間接排出)の対売上金額・対生産本数での排出レベルは共にタイヤメーカーとしてはすでに最小レベルに。
今後の直近の目標として掲げるのは、
- 対2022年比で、SCOPE1・SCOPE2の排出量を42%削減
- バリューチェーンにおける関節排出量であるSCOPE3の量を51%削減
長期の目標としては下記を掲げています。
- 対2022年比で、SCOPE1・SCOPE2の排出量を90%削減
- バリューチェーンにおける関節排出量であるSCOPE3の量を97%削減
非常に野心的な目標ではありますが、先日オープンとなったルーマニアの生産工場はCO2フリーのエネルギーを使用する工場ですので、実現に向けて着々と準備を進めていると考えられるかも知れません。
「世界初!」CO2排出量ZEROのタイヤ工場、ついにオープン!
ついに2024年9月19日、ノキアンタイヤにより、 タイヤメーカーとして世界で初めてとなる、 「CO2 エミッションZERO」の工場が、ルーマニアに開設されました。 オペレーションに関わる全ての電力を、化石燃料を使わない方法で発電するこちら...
ノキアンタイヤのタイヤは、商品自体も燃費が良く排出する二酸化炭素量を少なくできる商品です。
ぜひ今後もノキアンタイヤの環境への取り組みを応援してください!